電子機器に使われているプリント基板は、一般にはあまり馴染みがありませんが、電子工作の界隈では身近でなくてはならない物です。自由に部品を配置できるユニバーサル基板もありますが、ノイズの影響を受けやすい高周波を扱う回路には不向きです。近年は半導体の高性能化や高速で動作するチップの登場により、ユニバーサル基板では対応できないケースが増えています。プリント基板はノイズ対策に必須ですが、個人で製作するとなると難しく手間がかかります。

そんなとき役立つのがプリント基板の受注製作サービスで、今では1枚から注文できるところも珍しくないです。オーダーメイドに対応で、回路図の画像を送って詳細を指定すれば、スムーズに製作が行われ短納期で納品されます。プリント基板の外注は、試作品の製作や頒布目的にも便利に活用することができます。高周波を扱うプリント基板の試作は、コストを考えると心理的なハードルが高くなります。

しかし外注サービスは、少量からのオーダーメイドを想定しているので、1枚でもお得に製作することが可能です。個人で数十枚、100枚以上の基板を手作業で製作するのは骨が折れますが、外注サービスなら注文があっという間で簡単です。品質のばらつきも少ないので、不良品が混じっていて使えないということもないです。品質を保証するサービスが大半ですから、万一使えない基板が手元に届いても、申請することで返品対応や返金が受けられるので安心です。